稲生神社は広島県広島市西区草津本町14番12号に位置する神社です。この神社は、昭和20年(1945年)8月6日の原爆にも耐え、現在もその姿を残しています。
稲生神社の由緒は、建徳元年(1370年)に草津村で火災が多発し、村民が大いに困苦していた際に小祠を建立し稲生神を勧請したところ、火災がなくなったと伝えられています。この神社は火難除けの神として篤く信仰されており、現在に至るまでその信仰が続いています。
この神社は、広島市の「被爆建物」として知られており、原爆の被害を免れた貴重な歴史的建造物です。また、稲生神社は「ほんまちのいなりさん」という通称でも呼ばれており、地域住民の信仰を集めている神社です。
広島県広島市西区草津本町14-12