広島県広島市西区三滝山にある三滝山は、自然の美しさと歴史的な価値が高いスポットです。この地域は、広大な樹林に囲まれており、白糸滝や朱の多宝塔などの名所が点在しています。特に秋には紅葉の名所として知られており、多くの観光客が訪れます。
三滝寺(三滝観音)は、この地域の中腹に位置する高野山真言宗の寺院です。809年(大同4年)に弘法大師空海によって創建されたと伝えられており、境内には水流の異なる3つの滝が存在します。広島県の重要文化財に指定されている朱色の多宝塔や国の重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来坐像が安置されています。
この地域は、歴史的な価値も高いスポットです。1945年の原爆投下時にもほぼ無傷で残り、平和記念式典の献水にも使われています。また、江戸時代の武将であり茶人としても知られる上田宗箇が城下の茶室の借景として松を植えた山として「宗箇山」と呼ばれることもあります。
広島県広島市西区三滝山