広島県広島市西区山手町には、歴史的価値が高い「こもれびの家 山手」という施設があります。この施設は、1909年に建造された木造西洋館で、横浜市内で唯一現存する「和洋折衷住宅」です。館内には、チャールズ・ワーグマンのポンチ絵やジェラールの西洋瓦など、文明開化当時の資料が展示されています。
山手資料館は、横浜市の歴史的建造物に指定されており、居留地だった頃から関東大震災までの横浜や山手に関する資料を展示しています。館内には、山手の歴史がわかる年表や、外国人墓地に眠る横浜の功労者の紹介、貴重な食器や写真などが展示されています。
この施設は、外国人居留地としての歴史を残しており、現在は地域の人たちのボランティアによって維持されています。山手西洋館は、イベントの企画にも力を入れており、ピアノや歌のコンサート、展覧会、ウェディング用のホールとして使用されています。また、ハロウィンやクリスマスなどの季節ごとの装飾も行われています。
広島県広島市西区山手町10-6