広島県広島市西区横川新町にある広島県建築高等職業訓練校は、建築施工系木造建築科を運営する職業訓練校です。この校は、1958年(昭和33年)に設立され、厚生労働省より認可を受けています。木造建築科の2年普通課程では、建築概論、構造力学概論、建築計画概論、建築生産概論、建築設備、測量、建築製図、安全衛生、建築法規、木質構造、材料、規矩術、工作法、木造建築施工法、仕様及び積算などの16科目を学びます。
また、実技訓練も行われ、機械操作基本実習、測量基本実習、安全衛生作業法、器工具使用法、工作実習、木造建築施工実習の6科目が含まれています。これらの訓練を通じて、学生たちは建築現場の第一線で活躍するための基礎知識と技能を身に付けます。
この校は、自然災害が多発する中で、災害復旧・復興において建設技術者の役割が高まっていることを踏まえ、学生たちに総合的な建築技術者としての能力を身に付けさせることを目指しています。卒業後は、建築士法の改正に伴い、2級建築士の受験資格が短縮されるなどの特典もあります。
広島県広島市西区横川新町8-12