ガンツウは、瀬戸内海に浮かぶ小さな宿であり、客船でもあるユニークな施設です。尾道地方の方言でイシガニを指す愛称「ガンツウ」にちなんで名付けられています。この船は、瀬戸内海の伝統、文化、自然を豊かな滋味として味わってもらえるように設計されています。
船体は、建築家・堀部安嗣氏のデザインによるシルバー色で、太陽や海の色を映し出しています。内装は木材を多用しており、シンプル・ラグジュアリーな空間が広がっています。19室の全室テラス付きの客室のほか、ダイニング、鮨カウンター、ラウンジ、檜の浴槽とサウナのある浴場などが用意されています。
ガンツウは、瀬戸内海を西から東へと漂いながら、過ぎゆく時を愉しむ旅を提供しています。季節ごとに移ろいゆく瀬戸内海の風景と一体になり、地元の人々と交流することもできます。食事も瀬戸内の海の幸を中心に、港から持ち込む食材を使用し、直接漁師から受け取る新鮮な魚介類を提供しています。