TOKAS-Emerging 2025の新鋭アーティスト特集
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トーキョーアーツアンドスペース 本郷(TOKAS本郷)は、東京都文京区本郷に位置するアートセンターで、2001年に開館しました。この施設は、1928年に東京市が職業紹介所として建設した歴史的建造物を活用しており、鉄筋コンクリート造3階建ての建物には、戦前の建築の趣が残されています。かつては職業訓練校や教育庁庁舎として使用されていましたが、改修を経て現在のアートセンターとして生まれ変わりました。
TOKAS本郷では、若手から中堅のアーティストを対象に、展覧会、公演、コンサート、ワークショップなど多岐にわたる活動を行っています。特に「TOKAS-Emerging」や「OPEN SITE」といった公募プログラムを通じて、新進気鋭のアーティストの発表の場を提供しています。また、国内外のアーティストとの交流を促進する「TOKAS Project」や、注目すべき活動を行う作家を紹介する「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」など、多彩な企画展も開催されています。
施設内には、展示室3室と交流室があり、展示スペースは約210㎡を有しています。開館時間は11:00から19:00までで、最終入場は閉館30分前までとなっています。休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替期間、年末年始です。
TOKAS本郷は、現代美術の発展と多様な表現の支援を目的として、アーティストと観客が交流し、新たな創造が生まれる場として機能しています。歴史的な建築と現代アートが融合する空間で、訪れる人々に新たな芸術体験を提供しています。