広島県福山市旭町にある光明寺は、浄土真宗本願寺派に属する寺院です。同寺院は、建久9年(1198年)に蓮生法師(熊谷次郎直実)によって創建されました。蓮生法師は法然上人の弟子であり、法然上人より「念仏三昧院」の寺号を授かりました。
光明寺は、法然上人の遺骨を納める御本廟を有しており、浄土宗の総本山として信仰を集めています。法然上人は、24歳の時に比叡山から南都遊学の旅に出て、粟生の里で「誰もが救われる法門」を求める長者高橋茂右ヱ門宅に宿泊しました。法然上人は、粟生の里で念仏の教えを広く説き始める地に選ばれました。
光明寺は、浄土門根元地の綸旨を正親町天皇より賜り、浄土宗の発祥の地として知られています。寺院は、法然上人の教えを広めるために建立され、現在でも浄土宗の中心的な寺院として機能しています。
広島県福山市旭町4-19