広島県福山市神辺町大字川北には、歴史的価値が高いスポットが多く存在します。特に、神辺城跡は中世の典型的な山城で、曲輪や石垣などの遺構が残っています。この城跡は黄葉山山頂に位置し、神辺の町並みを見下ろすことができます。近くには福山市神辺歴史民俗資料館も所在しており、歴史資料を系統的に展示しています。
また、神辺町には文化史跡・遺跡として神辺本陣があります。この施設は江戸時代に参勤交代の大名や幕府役人の宿泊所として使用され、県内唯一の完全な形で残る本陣施設です。ボランティアの観光ガイドが丁寧に説明してくれるため、訪問者にとって非常に助かります。
さらに、神辺町には迫山古墳1号古墳があります。この古墳は標高80mの丘陵頂部に位置し、東尾根、西尾根の3か所に集まる迫山古墳群の一部です。現在確認されている12基の横穴式石室墳のうち、迫山第1号古墳は最大規模で、神辺平野を望むことができます。
広島県福山市神辺町大字川北45