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目黒駅の周辺情報

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久米美術館は、東京都品川区上大崎に位置する、歴史家・久米邦武とその長男で洋画家の久米桂一郎の業績を記念して設立された美術館です。1982年(昭和57年)に開館し、目黒駅西口から徒歩約1分というアクセスの良さが魅力です。 館内には、久米邦武が岩倉使節団の一員として欧米12か国を歴訪し、その記録をまとめた『米欧回覧実記』の原稿や、邦武の著作、日記、書簡などの資料が展示されています。また、久米桂一郎の油彩画、水彩画、素描、写生帖などの作品も所蔵しており、彼の画業を初期から晩年に至るまで紹介しています。 展示は、久米父子の資料や作品を中心に、桂一郎の師であるラファエル・コランや、友人の黒田清輝、東京美術学校(現・東京芸術大学)の教え子たちの作品も随時展示されています。また、様々なテーマに基づいた特別展も開催されており、明治時代の美術や歴史に関心のある方にとって、貴重な資料を鑑賞できる場となっています。 館内は静かで落ち着いた雰囲気が漂い、明治時代の先人たちの足跡を辿るのに適した環境です。展示室の外には、絵はがきや図録の販売コーナーもあり、訪れた記念として購入することもできます。 久米美術館は、明治時代の歴史や美術に触れたい方にとって、静謐な空間で貴重な資料や作品を鑑賞できるスポットです。目黒駅からのアクセスも良好で、気軽に立ち寄ることができます。
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誕生八幡神社は、東京都品川区上大崎に鎮座する歴史ある神社で、文明年間(1469〜1487年)に太田道灌が夫人の安産を祈願し、筑前国(現在の福岡県)の宇美八幡宮から分霊を勧請して創建されたと伝えられています。その後、無事に男児が誕生したことから「誕生八幡」と呼ばれるようになり、安産の守り神として信仰を集めています。 ご祭神は誉田別命(応神天皇)で、配祀神として神功皇后と竹内宿禰を祀っています。境内には、徳川三代将軍家光が鷹狩りの際に重箱(弁当)を供えたことから名付けられた「重箱稲荷神社」もあります。 境内には、推定樹齢250〜300年のイチョウの巨木が2本あり、品川区の天然記念物に指定されています。これらの木は「夫婦イチョウ」とも呼ばれ、安産や夫婦円満の象徴とされています。 社殿は、道路拡張の影響でコンクリート造りの社務所の上に木造の本殿が移築されるという珍しい構造をしています。例祭は毎年10月の第一土曜日に行われ、地域の人々に親しまれています。 アクセスは、JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線の「目黒駅」から徒歩約3分と非常に便利な立地にあります。都会の喧騒の中にありながら、静寂と歴史を感じられる神社として、多くの参拝者が訪れています。