池上駅の周辺情報

久松温泉は、東京都大田区池上に位置する銭湯で、昭和30年（1955年）に掘削された黒湯の天然温泉が特徴です。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、黒褐色の湯が肌を滑らかにすると評判でした。東急池上線「池上」駅から徒歩約3分とアクセスも良好で、地域の人々に親しまれてきました。 施設内には、異なる温度設定の黒湯の浴槽が2つあり、熱めの湯を好む方にも満足できる環境が整っていました。また、サウナやジェットバス、バイブラバスなども完備されており、リラクゼーションを求める利用者にとって魅力的な設備が揃っていました。 2階には大広間の休憩所があり、入浴後にゆったりとくつろげるスペースとして利用されていました。また、無料の駐車場も完備されており、車での来訪者にも便利な施設でした。 しかし、2021年8月現在、久松温泉は休業中となっています。再開の予定については公式な発表がないため、最新の情報を確認することが推奨されます。営業再開を望む声も多く、地域の人々にとって再開が待ち望まれる銭湯の一つです。

大田区立池上図書館は、東京都大田区池上に位置する公共図書館で、2021年3月30日に東急池上線「池上駅」直結の商業施設「エトモ池上」4階に移転・開館しました。「歴史ある門前町の未来がはじまる知の拠点」をコンセプトに、地域住民に親しまれる図書館として再整備されました。 館内は、木材を多用した温かみのあるデザインで、池上線のカーブを模した通路が特徴的です。書架の高さを抑えることで見通しの良い開放的な空間を実現し、利用者が本との出会いを楽しみながら館内を散策できるよう工夫されています。児童コーナーには電車を模した読み聞かせスペースや、地元産の畳を使用したベンチが設置され、子どもたちが楽しく過ごせる環境が整えられています。 蔵書数は、開架・閉架合わせて約8万冊を所蔵しており、地域資料コーナーでは池上地域に関する資料や東京都関連資料を収集・保存しています。また、関東で初導入となる予約本自動受取機（SFP）を設置し、非対面での貸出が可能となっています。この受取機は午前7時から午後10時まで利用でき、利便性の向上に寄与しています。 図書館の隣にはカフェが併設されており、飲み物や図書を相互に持ち運ぶことが可能です。これにより、利用者はカフェでくつろぎながら読書を楽しむことができ、図書館とカフェが一体となった新しいスタイルの空間が提供されています。 開館時間は午前9時から午後9時まで（1月4日は午前10時から午後9時）で、休館日は第2木曜日（祝日の場合は翌日休館）、年末年始（12月29日から1月3日）、特別整理期間、「エトモ池上」の休館日（不定期）となっています。駐車場・駐輪場はありませんが、「エトモ池上」の駐輪場（一定の時間を超えると有料）や近隣の駐輪場を利用することができます。