井伏鱒二「黒い雨」特別展 被爆80年の記憶
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広島県福山市に位置する "ふくやま文学館" では、開館25周年を記念して、「生誕130年 福原麟太郎 翻訳の世界」と題した特別展が開催されます。英文学の権威であり、随筆家としても知られる福原麟太郎の翻訳作品を通じて、彼の心を動かした英文学の世界が紹介されます。
福原麟太郎は1894年に広島県福山市宮前町で生まれ、2024年で生誕130年を迎えます。彼は日本の英文学界を牽引し続けた人物として知られ、随筆家としても英国風の文学を日本に広めた存在として、高く評価されています。
今回の特別展では、福原麟太郎が手掛けた翻訳作品に焦点をあてます。彼がどのように英文学を捉え、日本語として紡ぎ出したかを知ることで、英文学の魅力を改めて感じることができます。
福原麟太郎の翻訳は、ただの訳ではなく日本の風土に合わせた文章で、私たちに新たな英文学の味わいを提供しています。この翻訳展では、その深淵な世界をのぞき見る機会を得ることができ、文学ファンにとって見逃せないイベントです。
イベントでは、福原が翻訳した多様なジャンルの作品が展示されます。それぞれの作品が持つ異なる背景や物語に触れることで、福原麟太郎の翻訳者としての技量と創造力を堪能できるでしょう。
特別展は2024年12月20日(金)から2025年3月2日(日)まで開催され、開館時間は毎日09:30から17:00までです。ただし、休館日は月曜日(一部祝日を除く)および年末年始(12月28日から1月1日まで)となります。
広島県福山市丸之内一丁目9番9号にあるふくやま文学館は、山陽自動車道福山東ICから西へ20分で到着します。また、JR福山駅からは徒歩7分、備後本庄駅からは徒歩20分でアクセス可能です。駐車場は30台分が用意されており、文学館の南側に位置しています。
入場料は一般500円(団体料金400円)で、高校生以下は無料です。展示内容に興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「開館25周年記念特別展 生誕130年 福原麟太郎 翻訳の世界」は、英文学愛好者にとって貴重な文化イベントです。福原麟太郎の作品を通じて、彼の英文学への愛とその翻訳の魅力を直接感じることができます。広島県福山市を訪れる際には、ぜひこの特別展に足を運び、福原麟太郎の日本英文学への貢献に触れてみてください。
広島県福山市丸之内1-9-9