福岡県直方市に位置する直方谷尾美術館で、小学生が主役となる特別な企画展「子どものための美術館20」が開催されています。小学生の「子どもスタッフ」が展示作品の選定に携わり、自らの作品も展示するこのイベントは、一見の価値があります。
この企画展は、直方市殿町の直方谷尾美術館にて開催されています。「子どものための美術館20」は、「未来と過去」と「まち」をテーマに掲げ、小学生が展示品の選定から、自らの創作品の展示までを手掛けます。展示は2025年4月6日まで行われています。
小学生の「子どもスタッフ」が自らの視点で選び出した作品たち。彼らは昨年6月から、美術館の業務を学び、収蔵品の模写を含む準備を進めてきました。
企画展に参加するのは、直方市と飯塚市からの小学生13名。それぞれが美術品を選定し、展示する活動を通じて、未来と過去の視点で「まち」を表現しています。例えば、直方西小学校4年生の谷旭燈さんは、「昔を感じるから」という理由で風景画を選び、その中に見える色彩の豊かさに感動したと語ります。
企画展のもう一つの柱は、小学生たち自身の創作作品です。未来のまちを想像しながら、彼らは自らの手で作品を作り上げました。感田小学校の岡本奈穂さんは、海でも暮らせる家をテーマに、地球温暖化の影響を意識した作品を制作しています。
また、幸袋小学校の北原芽咲さんは屋内ですべてが完結する生活を想定し、「未来は科学が進化し、外に出なくても暮らせる時代になるかもしれない。」と述べていますが、その一方でそんな生活は望んでいないとも告白しています。
この企画展は2025年4月6日まで開催されています。一般入場料は100円で、中学生以下は無料。毎週月曜日は休館日です。詳細なアクセス情報は、美術館の公式サイトでご確認ください。
「子どものための美術館20」は、子どもたちの創造力とエネルギーに触れる絶好の機会です。彼らの斬新な視点から生まれた展示品を通して、訪れる人々は未来の可能性を感じ取ることができるでしょう。家族での訪問や、地域の未来に関心を持つすべての人に、ぜひ足を運んでみてください。
福岡県直方市殿町