福岡県嘉麻市で開催される「ものものいきもの」富田菜摘展では、廃材を用いた独自のアート作品が展示されます。アーティスト・富田菜摘さんが身近な廃材を使って動物や人物を創り出すその技術は、見る人々を魅了します。
「ものものいきもの」展は、富田菜摘さんが廃材から生み出す作品に焦点を当てています。特に金属廃材を使った動物作品は、ハシビロコウやサル、カメなど豊富なバリエーションで展示。これらの作品は迫力満点でありながら、どこか愛嬌のある表情が特徴です。
富田さんが新聞や雑誌の紙を使い表現する人物像も必見です。これらの作品は、個性豊かな人々の姿を捉えながら、社会的なテーマやユーモアを織り交ぜています。特に、人物像には、それに関する新聞記事や写真がコラージュされ、見る人に新たな視点を提供します。
3月15日には、嘉麻市立織田廣喜美術館の市民アトリエで富田菜摘さんによるワークショップが開催されます。ここでは、家庭にある廃材を持ち寄り、オリジナルの生き物を作ることができます。参加は無料で、小学生以上の方が対象(小学校低学年は保護者同伴)です。プラスチックの廃材を持参し、電話または美術館の受付にて申し込みが必要です。定員は15人なのでお早めの申し込みをおすすめします。
「ものものいきもの」展は、2025年3月15日から4月13日まで開催されます。火曜日から日曜日の9:30~17:30まで開館し、入館は午後5時まで受け付けています。月曜日は休館日となります。
展示会は福岡県嘉麻市上臼井767にある、嘉麻市立織田廣喜美術館で開催されます。公共交通機関または車でのアクセスが可能です。詳細なアクセス方法や道順については、美術館に直接お問い合わせください。
「ものものいきもの」富田菜摘展は、日常の廃材を活用したアート作品を通じて、環境問題への意識を高めると同時に、美術としての新たな価値観を提供してくれます。富田菜摘さんの独創的な作品は、見る人々に驚きと感動を与え、さらにワークショップを通じてアート制作を身近に感じられるまたとない機会です。ぜひ、訪れてその魅力を体感してみてください。
福岡県嘉麻市上臼井767