福岡県久留米市にある山辺道文化館では、「久保田 済美絵画展」という特別な展覧会が開催されます。この展覧会では、日本の近代美術界で高く評価されている久保田済美氏の多彩な作品を無料で鑑賞することができます。久保田済美氏の絵画は、彼の豊かなキャリアと独自の色遣いが特徴で、訪れる人々に深い感動を与えることでしょう。
「久保田 済美絵画展」は、2025年4月6日(日)から27日(日)まで、久留米市草野町にある山辺道文化館にて開催されます。会場の所在地は、久留米市草野町草野487-1で、営業時間は10:00から17:00までです。月曜日は休館日となりますので、ご注意ください。
久保田済美さんは1934年に久留米市で生まれ、70年を超える画歴を持つ画家です。明善高校時代に絵画の基礎を学び、1953年には佐賀大学特設美術科に進学しました。彼はこれまでに西部示現会賞や西部水彩画協会賞など多数の受賞歴を誇り、久留米市を拠点に画業を続けています。
この絵画展では、久保田氏の大作から小品まで約30点の作品が展示されます。彼の作品は、伝統的な技法と独創的なアプローチの融合による独特の美しさが特徴です。これらの作品を通じて、久保田氏の深い芸術的視点を感じ取ることができるでしょう。
久保田氏の作品は、色彩の美しさとともに、その構成力が見どころです。彼の作品の色遣いは、日本の近代美術界においても高く評価されており、見る人の心を温かく包み込む力があります。展覧会では、多様なテーマとスタイルの作品が展示されるため、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。
久保田済美氏の受賞歴は、彼の才能と努力を裏付けるものです。1963年の西部示現会15周年賞や1980年の久留米市芸術奨励賞、さらに海外特別賞など、数々の賞を受けています。その長年のキャリアから生まれる作品には、豊かな知識と経験が反映されています。
絵画展は2025年4月6日から27日まで開催されます。久留米市は、交通アクセスも良好で、九州自動車道「久留米」ICから国道210号を日田方面に進み、「緑花流通センター入口」交差点を右折、最初の点滅信号を左折、その先の突き当たりを右折すると到着します。駐車場も用意されているので、車でのアクセスも便利です。
「久保田 済美絵画展」は、久留米市において、地域の文化と芸術を発信する重要なイベントです。多様な作品を通じて、久保田氏の才能とその世界観を直接体感する絶好の機会です。無料で楽しめるこの展覧会で、ぜひ美しい作品に触れ、素晴らしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
福岡県久留米市草野町草野487-1