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広島県 広島市南区 出汐の博物館・科学館に関するスポット一覧

広島県広島市南区にある沿線

広島県広島市南区出汐 - 博物館・科学館のスポットの地図

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旧広島陸軍被服支廠は、広島県広島市南区出汐に位置する大日本帝国陸軍の被服廠として建設された施設です。1913年に竣工した鉄筋コンクリート造りの倉庫4棟で構成されており、広島市が「被爆建物」の一つとして認定しています。この施設は、軍服や軍靴の製造・貯蔵を担っていたが、戦後は学生寮や運輸倉庫として利用されました。 広島市への原子爆弾投下の際、爆心地から2670メートルの距離にあり、鉄扉が歪むなどの被害を受けましたが、倒壊は免れました。被爆直後は臨時救護所となり、多くの被爆者を受け入れました。現在は、広島県が所有する3棟と国が所有する1棟の耐震工事が計画されています。 この施設は、日本の鉄筋コンクリート造建物としては現存最古級の建築史的価値があり、国の重要文化財に指定されています。広島県は、保存運動を進め、耐震補強のための工事を進めています。
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旧日本通運出汐倉庫は、広島県広島市南区出汐にある歴史的建造物です。この施設は、1913年に竣工した鉄筋コンクリート造り・レンガ張りの倉庫群で、当初は大日本帝国陸軍の被服廠として使用されていました。被服廠は、兵隊が身に付ける小物や付属品を生産、修理、保管、供給するための施設で、大規模な製造・修理工場と保管・供給を行う倉庫群が設けられていました。 戦時中は、軍服や軍帽などを生産していたが、1945年の原爆投下により被爆し、臨時救護所となった。被爆の際には鉄扉が歪むなどの被害を受けましたが、倒壊は免れました。戦後は、学生寮や運輸倉庫として転用されましたが、1990年代以降は空き施設となっています。 現在、旧日本通運出汐倉庫は広島市により「被爆建物」の一つとして認定されており、日本の鉄筋コンクリート造建物としては現存最古級の建築史的価値があるため、市民らによる保存運動が行われています。広島県は、保有する3棟を耐震補強する方針を示していますが、解体の危機にさらされています。この施設は、広島市の歴史と文化を語る重要な遺構です。