広島県呉市豊町御手洗にある歴史の見える丘公園は、御手洗地区の重要伝統的建造物群保存地区の選定にあわせて設けられた公園です。この公園は高台に位置し、御手洗や来島海峡、四国の山々を一望できるほか、みかん畑の間を通る遊歩道からは四季折々の風情が楽しめます。
この公園は、1982年に完成した「歴史の見える丘」という名称の公園と異なります。後者は呉港を望む小高い丘にあり、旧呉海軍工廠や呉鎮守府庁舎を眺めることができます。旧呉海軍工廠は戦艦「大和」を建造したドックで、現在は埋め立てられていますが、ドックの上屋は残っており、戦艦「大和」の主砲徹甲弾や造船船渠記念碑などが展示されています。
歴史の見える丘公園は、展望台から愛媛県の岡村島が見えるほか、周辺の多島美が楽しめます。遊歩道には階段があり、途中で休める小さいスペースもあります。公園内には、文学碑のモニュメントもあり、子規句碑や造船船渠記念碑などが設置されています。