JA広島ゆたか明石支所は、広島県豊田郡大崎上島町明石に位置する施設です。この施設は、JA広島ゆたかの支所であり、農業協同組合としての役割を果たしています。JA広島ゆたかは、瀬戸内海の芸予諸島にあり、広島県の最南端に位置し、平均気温は15.5度、年間雨量は約1,200mmです。
この地域は、みかんの栽培が盛んで、明治35年(1902年)に青江早生みかんの栽培が始まり、日本で初めて動力式柑橘選果機が導入され、みかんの缶詰製造も最初に行われました。JA広島ゆたかは、平成元年に大崎下島地区(大崎下島農協、豊町農協、豊島農協)が合併し、さらに平成13年には大崎上島地区(大崎上島農協、木江町農協)も合併し、現在の形に至っています。
JA広島ゆたか明石支所は、農業協同組合としての機能を果たすと同時に、地域の農業を支える役割も果たしています。この地域は、急峻な山の頂上まで石積み(段々畑)を築くなどの開拓精神が旺盛な産地です。