広島県三原市城町にある三原やっさ祭りは、毎年8月の第2金・土・日の3日間に開催される夏祭りです。この祭りは、中国地方を代表する大規模なイベントで、約40万人の人出で賑わいます。
やっさ踊りは、この祭りの中心的なイベントです。約7,000人の踊り手が三原駅前を中心に踊り、賑やかなはやしと歌声にあわせて踊ります。この踊りは、永禄10年(1567年)に小早川隆景が三原の湾内に海城を築いたことを祝って始まったと伝えられています。踊りの型は決まっておらず、各人各様に自由奔放に踊ることが特徴です。
祭りの最終日には、花火大会がフィナーレを飾ります。この祭りは、市民総参加のお祭りとして運営されており、若者が中心となって運営しています。三原やっさ祭りは、地域の文化を継承し、新しい地域文化を創造するためのイベントとして位置づけられています。
広島県三原市城町1丁目