西福寺は広島県三原市西野にある曹洞宗寺院です。この寺院は、多くの人々を引きつけている理由が、石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工が施された開山堂内外にあることです。特に「道元禅師猛虎調伏の図」は圧巻で、必見の作品です。
西福寺は、23世蟠谷大龍大和尚によって建立された開山堂に曹洞宗の開祖道元と西福寺を開山した芳室祖春大和尚を中心に歴代の住職がまつられています。また、本堂の大廊下の床には、雲蝶の施した埋め木が多数残っており、名匠の遊び心をうかがい知ることもできます。
この寺院は、新潟県文化財に指定されており、日光東照宮にも劣らないほど素晴らしい彫刻が存在します。西福寺は「越後日光開山堂」とも呼ばれており、多くの人々が訪れる人気のあるスポットです。
広島県三原市西野2丁目11-16