株式会社醉心山根本店の沼田東工場は、広島県三原市沼田東町釜山に位置しています。この工場は、昭和42年(1967年)に完成し、伝統の軟水仕込みを習い始めたのが現在の工場長(杜氏)を任されています。工場長は、超軟水仕込みの麹造りについて、麹の出来が極端に若いとダメで、軟水は醗酵を活発化する力が弱いので、旺盛な麹が求められると説明しています。
沼田東工場には円盤型の製麹機が2機並んでおり、これを効率良く「引き込み」と「盛り込み」に活用することで、どちらもしっかりとしたツキハゼの麹が生まれます。原料処理段階の成功も重要であり、洗米、浸漬、蒸米などを手作業で行っています。工場長は、農家出身で米作りに精通しており、米の出来具合を早い時期から把握して、原料処理の工夫を検討しています。
この工場は、醉心山根本店の主要な生産拠点であり、同社の日本酒の製造に重要な役割を果たしています。工場長は、若い人を惹きつける日本酒を造り出したいと夢を見ています。
広島県三原市沼田東町釜山275-1