広島県三原市東町にあるカトリック三原教会は、歴史的に重要な教会です。この教会は、1587年に京都で捕らえられた日本26聖人が長崎に向かう途中でこの地に宿泊した場所に建てられています。特に、殉教後の手紙が発見されたトマス小崎の像と記念碑が三原城船入櫓跡に建てられています。
教会の歴史は、1945年から1949年にかけて信徒宅で年に数回ミサが行われ、1950年に三原市舟屋町に設立されました。翌年には東町に保育所が建てられ、聖心保育所が開設されました。1953年には教会が改造され、献堂式が行われました。
現在の教会は、1964年に現在の場所に新聖堂が建てられ、献堂式が行われました。教会名は「王であるキリストの教会」で、聖堂内部には祭壇や聖櫃、十字架などの宗教的要素が見られます。また、聖堂前方には祭壇上の十字架や聖堂内のマリア像、トマス小崎像などが設置されています。
広島県三原市東町3丁目13-5