観音寺は広島県三原市東町にある仏教寺院です。この寺院は海南山道場院観音寺の本尊であり、十一面観世音菩薩像を祀っています。この仏像は行基菩薩の作と伝えられ、康平年間(1058年頃)に豊田郡高崎沖で発見された後、沼田に移され、弘安年間(1278年〜1287年)に一遍上人が小坂町水無谷に道場を建立し、ここに本尊として祀りました。慶長3年(1598年)には現在の地に移転しました。
観音寺は三原市中心部に位置し、極楽寺や松寿寺と境内が隣接しています。山門は四脚門で、寺町の北端にあります。
この寺院は歴史的に重要な仏像を所蔵しており、観光客や仏教徒にとって非常に意味のあるスポットです。観音寺の周辺には他の寺院や公園もあり、地域の文化や歴史を感じることができます。