広島県三原市本郷町南方には、歴史的に重要な文化財や自然の美しさを体験できるスポットが多くあります。特に、楽音寺は戦国時代の特徴を反映した広島県重要文化財で、天慶年間に藤原倫実が建てたと伝えられています。小早川隆景の命により慶長3年(1598)に再建された本堂は、戦国時代の様式を伝える数少ない建造物です。
また、同じく本郷町南方には御年代(みとしろ)古墳があります。この古墳は約1400年前の横穴式石室で、1895年の国道改修工事で発見されました。昭和8年に史跡認定されたこの古墳は、7世紀中頃の築造と考えられています。
この地域には、自然の美しさも多くあります。鳴滝山自然公園には、中国、朝鮮、日本に分布する針葉樹の大木が見られ、植物学的にも価値が高いものです。このように、三原市本郷町南方は歴史と自然の融合した魅力的な地域です。
広島県三原市本郷町南方4146