広島県三原市宮沖町に所在する広島県立三原高等学校は、1949年に設立された公立の高等学校です。学校の歴史は、前身校の一つである広島県立三原高等女学校が1920年に創設されたことに始まります。広島県立三原中学校と三原市立三原高等女学校の三校が統合され、現在の学校が誕生しました。
学校の教育方針は、「敬心愛知・堅志力行」を掲げています。全日制課程では「グローバルな視点を持ち、持続可能な社会の実現に向けて貢献できる人材を育成する」という目標を掲げ、深い学びを目指した授業や教科指導を通じて学力を高め、部活動や地域のボランティア活動を通じて奉仕の精神を涵養しています。定時制課程では「学習と勤労を通じて自立した生徒を育成する」という目標を掲げ、学習の基礎基本を学ぶとともに仲間を思いやり、他者と協力して作業することで社会に通用する人材を育成しています。
現在、約600名の生徒が在籍し、全日制課程12クラス、定時制課程午前部4クラス、夜間部4クラスのクラス編成となっています。学校は地域の期待と信頼に応える学校であり続けるよう努力しており、卒業生はおよそ28,000人に達しています。
広島県三原市宮沖4-11-1