西養寺は、広島県竹原市忠海中町にある天台宗の寺院です。この寺院は、加賀藩より15ヶ条の制書を附与され、加越能の天台宗寺院の触頭となりました。初代利家、二代利長の信望が厚く、慶長17年(1612年)に眺望絶景の当地に移転しました。
寺院の建築は、珍しいもので、二本の柱で建てられており、タバサミのような板がついています。これにより安定が良く、江戸時代まではさかのぼる本堂が特徴的です。境内は港町の寺らしく狭いですが、歴史的価値が高いスポットです。
西養寺は、加賀藩の歴史と深く結びついており、信仰の中心地としての役割を果たしてきました。現在でも、歴史的価値が高く、観光スポットとして人気があります。訪れる者は、歴史的価値に触れ、静かな寺院の雰囲気を体験することができます。
広島県竹原市忠海中町3-6-8