大瀧神社は広島県大竹市白石にある神社です。この神社は海の神様とも呼ばれ、漁師たちの信仰の対象でもありました。かつては本通りから境内参道石段まで大瀧神社の境内地で、現在の本通りのところに船を着け、お参りしたと伝えられています。
大瀧神社の歴史は古く、推古天皇即位5年(604年)9月19日に村の氏神社として創建されたと伝えられています。以来、幾度かの移転を経て現在の歯朶山に遷座し、「大滝神社」と改名されています。
大瀧神社はその歴史を伝える様々な遺産を残しています。特に大きな「神明型鳥居」は、笠木が丸く、柱が垂直に立っています。この鳥居は太平洋戦争終結まで用いた皇紀年号で、寄進年を表しています。また、朝日山四良右衛門が寄進した「常夜灯」も有名です。
広島県大竹市白石1-4-1