広島県広島市佐伯区五日市町石内にある浄土寺は、真言宗のお寺で、創建年は不詳です。もともとは教専坊という寺名でしたが、1532年から1555年にかけて水晶坊に改名されました。
浄土寺は、珍しい配置を特徴としています。敷地中央には八幡神社があり、その前に池をはさんで浄土堂と薬師堂が向かい合っています。また、浄土堂内には、名仏師快慶作の国宝・阿弥陀三尊立像が安置されています。この像は夕方になると西日を受けて、床に反射して赤く染まります。
浄土寺は、四季によって様々な表情をみせます。春の桜、初夏のあじさい、冬景色など、訪れた人に幽玄な時間を演出してくれます。浄土寺裏山には、20種類、約3,000株のあじさいが散策道を鮮やかに彩り、四国八十八ヶ所めぐりができる林道もあります。