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広島発!あの意外な名品に出会える展覧会

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公開日: 2025年4月2日
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基本情報

広島市南区の市郷土資料館で開催中の「実は広島3―日用品編―」では、一見何気ない日用品が持つ豊かな歴史と、広島の企業によるものづくりの情熱を体感できます。この企画展は、訪れる人に広島の産業の過去と現在をつなぐストーリーを提供し、歴史的背景を感じる絶好の機会です。

「実は広島3―日用品編―」の詳細

展示内容とその特色

この企画展は、広島ゆかりの企業や製品の歴史を紹介しています。特に注目は、広く市民に認知されている日用品やその製品に隠された歴史です。約90点の資料が展示され、訪れる人々に対し、日用品がどのように広島で作られ、どのように日常生活に溶け込んできたかを知ることができます。

参加企業と展示品の紹介

「実は広島3―日用品編―」においては、多くの広島発祥の企業が登場しています。例えば、殺虫剤メーカー「フマキラー」は、大正時代に広島市安佐南区で創立され、当時のガラス瓶入りの殺虫剤や古い看板などが展示されています。また、サッカーJリーグの公式球を製造する「モルテン」の製品や、国産万年筆で有名な「セーラー万年筆」による昭和20~30年代の万年筆も紹介されています。

「実は広島3―日用品編―」の魅力

広島の産業とものづくりへの理解を深める機会

訪れる人々は、日用品の裏にある産業の歴史や発展の背景を学ぶことができます。広島で生まれた製品がどのようにして全国的な知名度を獲得したのか、そのプロセスを知ることで、ものづくりにかける人々の熱意を感じられます。

展示を通じての日用品への新しい視点

普段気にすることの無い日用品がどのように開発され、そして進化してきたのかを知ることで、日常生活がより豊かで意味のあるものに感じられることでしょう。学芸員の沖田久美子さんは、広島に住んでいても新たな発見を得ることができるこの展示を通じて、地域のものづくりの伝統を感じ取ってほしいとしています。

アクセス情報と開催時期

開催概要と注意点

「実は広島3―日用品編―」は、2025年2月24日まで開催されます。入館料は大人100円、高校生と65歳以上は50円、中学生以下は無料です。原則として月曜と火曜は休館日ですが、祝日には開館しており、その場合は水曜が休館日となりますのでご注意ください。

アクセス方法

会場である広島市南区の市郷土資料館へは、公共交通機関を利用するのが便利です。広島市内からもアクセスしやすく、多くの方が訪れることができます。この機会に広島の知られざる歴史を直に体感してみてはいかがでしょうか。

まとめ

「実は広島3―日用品編―」は、広島の産業と歴史を深く知ることができる絶好の機会です。歴史と伝統を今に伝える貴重な展示を通じて、広島のものづくりに関する新たな発見と感動を得ることができます。是非、広島を訪れ、この展示会で地元の魅力を再発見してください。

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広島市郷土資料館は、広島県広島市南区宇品御幸に位置する歴史的な施設です。この資料館は、地場産業の歴史を一目で分かる常設展示を特色としています。例えば、かき養殖や山まゆ織り・かもじづくり・木造船と舟運に関する展示が行われており、生活文化の貴重な資料が展示されています。 また、資料館の建物自体も歴史的価値が高いもので、明治44年(1911年)に建設された旧宇品陸軍糧秣支廠缶詰工場を利用しており、広島市重要有形文化財に指定されています。この建物は被爆建物でもあり、歴史的価値が高いものです。 資料館では、宇品築港や広島の歴史、人々の暮らしについても展示を行っており、昔なつかしい川舟やかもじなどが見ることができます。展示内容は多岐にわたり、広島の歴史的背景を理解する上で非常に役立つ施設です。

広島市郷土資料館 の基本情報

名称
広島市郷土資料館
カテゴリー
博物館・科学館, 文化施設
住所

広島県広島市南区宇品御幸2-6-20

営業時間
9:00-17:00(最終入館16:30)
定休日
月(12、1月は月、火。ただし、祝日と重なった場合は開館、その直後の平日が休館)、祝祭日の翌日、年末年始(12/29-1/3)、その他臨時休館あり
電話番号
駐車場
あり(13台)
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