広島三越にて開催中の「キボリノコンノ展」は、ユーモアと温かみのある木彫りアートが150点以上展示されており、訪れる人々に驚きと感動を与えるイベントです。絶妙なリアルさで表現された作品は思わず触れてみたくなり、コミュニケーションのきっかけとなることでしょう。
「キボリノコンノ展」では、食べ物をモチーフにした木彫りアートが多数展示されており、その完成度の高さから思わず食べてしまいたくなるほどの作品が並びます。チーズトーストやたこ焼き、もみじ饅頭など、日常で親しまれている食べ物が木彫りでリアルに再現されています。
特に展示初日に登場するキボリノコンノさん自作の「うなぎパイ」という作品もあり、訪問者を迎えるユーモラスな作品が目を引きます。
キボリノコンノさんが木彫りを始めたきっかけは、コロナ禍での自粛期間中に自宅で過ごしながら手に取ったコーヒー豆から来ています。SNSで作品をシェアし始めてから、次第に人とのコミュニケーションツールとしての作品作りに魅力を感じるようになりました。
この展覧会では、作品を見て楽しむだけでなく、一部の展示作品には触れたり撮影したりできるものも含まれています。例えば、のびるお餅や栗が詰まったどら焼きなどと一緒に写真を撮ることができる体験型ブースもあるため、訪問者はアートとの触れ合いを楽しむことができるでしょう。
展覧会の中には、写真を撮ることで完成となるトリックアートもあり、一層のリアルさを体験することができます。特に「お吸い物」は湯気まで再現されていて、まるで本物のように見えますが、実際には三つ葉が浮いて見える技法が施されています。このように、作品がどう作られているかを知ることで、さらに驚きが広がります。
「キボリノコンノ展」は2025年2月28日から4月7日まで広島三越の8階催物会場で開催されています。毎日10:30から18:00まで開催されており、最終日の入場は17:00までとなっています。
チケットは広島三越や指定されたプレイガイドで購入可能です。また、広島市中心部に位置するためアクセスも便利で、公共交通機関を利用して訪れることができます。詳細なアクセスは公式サイトを確認して計画を練ってください。
「キボリノコンノ展」は、木彫りアートを通してコミュニケーションを生む素晴らしい機会を提供しています。広島三越で開催されるこの展覧会は、見る人に驚きと楽しさを届け、訪れる価値のあるイベントです。週末や休日を利用して、ぜひ足を運んでその魅力を体感してみてください。
広島県広島市中区胡町5-1