思わずよだれが出る！匠のたこ焼き彫刻展

公開日: 2025年3月13日

基本情報

広島市中区にて開催される「木彫り作品展」は、食べ物の形をしたリアルな木彫りアートの作品が並ぶユニークなイベントです。

このイベントは、見る者を驚かせるほど精巧な作品が展示されており、訪れる人々を楽しませています。

イベントは、木彫り作家である今野周平さんが手がける商品の展示会です。食をモチーフにした約150点の作品が集まり、たこ焼き、もみじ饅頭、生ビール、フォンダンショコラといった多様なテーマが木で再現されています。

この作品展は、一見本物に見えるようなディテールで作られたアイテムの中に、木製の特性を活かしたユニークなアートが溢れています。

今野さんが木彫り作品を制作し始めたのはコロナ禍の2021年で、食べ物をテーマとした作品を生み出しています。彼の作品には、アクリル絵の具や色鉛筆、化粧品といった多彩な素材が使用されており、木目を透けさせることで人工物であることを際立たせる工夫がされています。

特に、1カ月かけた「お吸い物」の作品では、白色を利用して表面の汁や湯気を表現し、リアルな再現にもかかわらずアートとしての魅力を高めています。

会場には、本物と作品を比較するクイズコーナーも設けられています。来場者は、リアルな木彫りアートを前に、本物と見間違うほどの出来栄えに驚かされます。本物そっくりな見た目に、多くの人がアートの奥深さを体感することができます。

イベントは、大人から子どもまで楽しめる内容となっています。大人は食材、特にお酒のおつまみであることが多い食品を見分けることが得意である一方、子どもたちはお菓子をスムーズに探し当てることが特徴です。世代ごとに違った楽しさを味わうことができます。

「キボリノコンノ展」は、広島三越で2025年2月28日から4月7日まで行われます。開催時間は午前10時半から午後6時まで（最終日は午後5時終了）で、入場料は大人1200円、小中高生700円、未就学児は無料です。

会場の広島三越は広島市中区に位置しており、公共交通機関を利用すれば、市内主要駅からのアクセスも非常に便利です。詳細な交通情報は、広島三越の公式サイトで確認することができます。

広島市中区で開催される「木彫り作品展」は、リアルな木彫りアートを通じて、新しい視点で食べ物を楽しむことができるイベントです。この展示会は、もみじ饅頭やたこ焼きなどの身近な食べ物をテーマにした多彩なアート作品が展示され、見る者を驚かせます。

大人から子どもまで楽しめるこのイベントは、世代を超えた交流の場ともなり、日常を離れてアートの世界に浸る贅沢なひとときを提供します。広島を訪れる際には、ぜひこのユニークな木彫り作品展をお楽しみください。