福岡県大牟田市にある石炭産業科学館は、開館30周年を迎え、特別な収蔵品展を開催します。この展覧会では、大牟田市の歴史と文化を絵はがきを通して振り返ることができ、その魅力をたっぷりと感じることができます。
「―石炭産業科学館開館30周年記念―春の収蔵品展『絵はがきにみる 炭都おおむたの歩み』」は、明治から平成にかけての大牟田市を網羅した絵はがきを展示します。この展覧会では、北島洋コレクションを中心に、炭鉱、港、工場、街並みなどをテーマにした絵はがきが紹介されます。
各テーマに沿った絵はがきが展示されており、産業都市としての大牟田の姿が鮮やかによみがえります。これらの絵はがきは、訪れる人々に地域の歴史とその変遷を感じさせてくれることでしょう。
この展示会は、大牟田市の長い歴史を絵はがきという視点から見ることができ、地域の文化や人々の暮らしを深く理解する良い機会です。
石炭産業科学館での展示は、訪れる人々に懐かしさと新たな発見の両方を提供します。地元の人々にとっては思い出深い光景が広がり、観光客にとっては新たな知識を得る場所となることでしょう。
イベントは2025年3月22日から5月11日まで、毎日09:30から17:00まで開催されます。なお、月曜日は休館日ですが、祝日の場合は翌平日が休館となります。会場は大牟田市石炭産業科学館内の企画展示室です。
車でお越しの場合、九州自動車道「南関」ICから約25分です。駐車場は無料で30台分提供されていますが、早めの到着がおすすめです。公共交通機関での直接のアクセスは難しいので、車での来場が便利です。
石炭産業科学館の30周年記念展「絵はがきにみる 炭都おおむたの歩み」は、地域の誇りと歴史を再発見できる貴重なイベントです。過去と現在が交錯し、新たな視点で大牟田市を楽しむことができます。この特別な機会を逃さず、春の訪れと共にぜひ足を運んでみてください。
福岡県大牟田市岬町6-23