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広島で震災を心に灯し続ける3.11展示

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公開日: 2025年3月13日
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基本情報

広島市中区の原爆ドーム対岸で開催される「3.11の灯」は、東日本大震災から14年目を迎えた2025年3月11日に、震災を忘れないための象徴的なイベントとして注目を集めています。このイベントは、震災の記憶を改めて心に刻むための大切な機会を提供します。

「3.11の灯」の概要

キャンドル点火と黙祷の瞬間

毎年3月11日、午後6時4分になると、市民らがキャンドルを灯し、「3.11」の文字が浮かび上がります。これは、震災発生時刻に合わせて行われるもので、参加者たちは黙祷を捧げ、失われた命を悼むひと時を過ごします。このイベントを通じて、地域社会の連帯感や震災の記憶を共有することができます。

避難者たちの思い

このイベントには、広島に避難している福島県いわき市出身の三浦綾さんが代表を務める「ひろしま避難者の会アスチカ」が参加します。避難者たちは14年間続けて困難を乗り越えてきた経験を振り返りつつ、震災の記憶が徐々に薄れつつあることに対して危機感を抱いています。参加することで、避難者の現在の状況や心情を理解するきっかけとなるでしょう。

イベントの魅力

思いを共有するコミュニティ

「3.11の灯」は、震災の記憶を共有するだけでなく、新たなコミュニティを形成する場でもあります。避難者以外の参加者も、震災の影響や復興の過程について知識を深め、共感を持つ機会となります。イベントを通して、地域や世代を超えた交流が生まれるでしょう。

記憶を風化させない取り組み

震災からの年月が経つにつれ、震災や原発事故の記憶が薄れがちであることが避難者アンケートでも明らかになっています。「3.11の灯」は、その風化を防ぐために定期的に開催されており、震災の記憶を次世代に伝える重要な取組みとして位置づけられています。

イベントの開催時期とアクセス情報

開催日と時間

「3.11の灯」は、毎年3月11日に原爆ドーム対岸で開催されます。キャンドル点火に合わせた黙祷は、午後6時4分から行われます。

アクセス方法

原爆ドーム対岸へのアクセスは、広島市内から公共交通機関を利用すると便利です。広島駅から市内電車やバスを利用して容易に行くことができます。イベント当日は混雑が予想されるため、余裕を持って訪れることをお勧めします。

まとめ

「3.11の灯」は、震災の記憶を守り、未来へとつなぐ重要なイベントです。このイベントを通じて、震災の影響を直接受けた人々の声を聴き、心を通わせることができる貴重な機会です。広島で開催されるこのイベントに参加することで、震災の教訓や祈りの心を新たにするとともに、地域での絆を深めることができるでしょう。ぜひ訪れて、その意義ある時間を体験してください。

Spot Icon
広島県広島市中区大手町にある原爆ドームは、第2次世界大戦末期に人類史上初めて使用された核兵器により被爆した建物です。この建物は、1915年に広島県内の物産品の展示・販売をする施設として建てられ、広島県美術展覧会や博覧会も催されていました。当初は「広島県物産陳列館」という名称で、のちに「広島県立商品陳列所」や「広島県産業奨励館」と改称されています。 原爆ドームは、1945年8月6日に広島県産業奨励館として存在していた際に、原子爆弾が炸裂し、爆風と熱線を浴びて大破しました。奇跡的に倒壊を免れた中心部を除き、建物は崩壊し、館内にいた人はすべて即死しました。戦後、残骸は「原爆ドーム」と呼ばれるようになり、現在では被爆当時の惨状を残す姿が、ノーモア・ヒロシマの象徴として、核兵器の惨禍を伝えるものです。 原爆ドームは、1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。現在では、原爆ドームの保存管理が行われており、3年毎に「健全度調査」と呼ばれる調査が行われ、劣化を知るための調査や保存方法の検討が行われています。

原爆ドーム の基本情報

名称
原爆ドーム
カテゴリー
ショッピング, 観光
住所

広島県広島市中区大手町1-10

定休日
無休
駐車場
なし
情報はできる限り正確を期しておりますが、誤りや古い情報が含まれる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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