太宰府天満宮にて開催される「藤本壮介展―太宰府天満宮仮殿の軌跡―」は、現代建築家の藤本壮介氏が手掛けた仮殿の魅力を伝える展示会です。初公開となる図面や模型、写真を通じて、その創造的な過程を体感することができます。
太宰府天満宮では、御祭神の菅原道真公が薨去されてから1125年を迎える2027年に向けた大祭が予定されています。この節目を迎えるにあたり、重要文化財「御本殿」の大改修が進められており、その間、藤本壮介氏設計による仮殿が設置されています。この展示では、この仮殿の設計プロセスや実現までの軌跡を詳しく紹介します。
展示会では、藤本氏が手掛けた建築作品の図面、模型、写真が初めて公開されます。特に、仮殿の背後にあるデザインの考え方や、その過程を視覚的に探ることができます。建築に興味がある方にとっては、非常に魅力的な内容と言えるでしょう。
藤本壮介氏は、革新的かつ人間的な建築デザインで知られる現代の建築家です。彼の作品は、空間と自然との調和を図る美しいデザインで評価されています。今回の仮殿もそうしたデザインフィロソフィーが反映されたものとなっています。
展示では、普段目にすることのない建築の裏側を垣間見ることができます。建築を学んでいる学生やプロの建築家にとって、クリエイティブな刺激を受けること間違いなしです。また、一般の来場者にとっても、新たな視点で太宰府天満宮を体感する貴重な機会となるでしょう。
展覧会は2024年8月10日から2025年9月15日まで開催されます。開館時間は9:00から16:30までで、入館は16:00までとなっています。休館日は月曜日ですが、祝日および特定日(11/25、1/6、4/28、8/25、9/15)は開館します。
太宰府天満宮は福岡県太宰府市に位置します。公共交通機関を利用する場合、西鉄太宰府駅が最寄り駅となります。車を利用する場合は、太宰府ICから約15分の距離です。また、駐車場情報も事前に確認しておくことをお勧めします。
「藤本壮介展―太宰府天満宮仮殿の軌跡―」は、現代建築の魅力を身近に感じられる絶好のチャンスです。藤本壮介氏の斬新なデザインとともに、太宰府天満宮の歴史と文化に触れられるこのイベントは、親子連れやカップル、友人同士でも楽しむことができます。貴重な機会を逃さず、ぜひ足を運んでみてください。
福岡県太宰府市宰府4-7-1