広島県三原市須波西にある少林寺は、中国河南省登封県北の少室山の麓に位置する中国の禅宗寺院の名前を継承した寺院です。中国の少林寺は、北魏孝文帝太和19年(紀元495年)に建てられ、禅宗の発祥地として知られています。敷地が広く、歴代の石碑が散在し、内部の建物は幾つかのブロックに分かれています。
日本の少林寺は、中国の少林寺の伝統を継承し、仏教寺院としての役割を果たしています。広島県三原市須波西の少林寺は、寺院としての機能を果たすと同時に、観光名所としても知られています。寺院の西には「塔林」と呼ばれる煉瓦制の舎利塔が二百十八基建てられており、歴代に住職の舎利が中に眠っているということです。
この寺院は、中国の少林寺の歴史と伝統を日本に伝える役割を果たしており、仏教の精神と文化を広めるための重要な施設です。寺院の様々な建物や石碑は、歴史と文化の証として残っており、訪れる人々に深い印象を与えています。
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