休暇村 帝釈峡

スポット概要

広島県庄原市東城町三坂にある休暇村「帝釈峡」は、全長18キロメートルの峡谷です。この地域は「日本百景」の一つとされており、安芸太田町の「三段峡」とともに広島県を代表する自然景勝地として知られています。帝釈峡は1923年（大正12年）に国の名勝として指定され、比婆道後帝釈国定公園の主要景勝地でもあります。

帝釈峡は、上流一帯を「上帝釈」エリア、中流から下流寄りの神龍湖周辺エリアを「神龍湖」エリア、神龍湖・帝釈川ダムより下流一帯を「下帝釈」エリアと呼んでいます。特に、神龍湖エリアには紺碧の湖面上に真紅の橋が印象的な神龍湖があり、3つの橋（紅葉橋・神龍橋・桜橋）を渡って湖を1周する散策コースがオススメです。帝釈峡遊覧船で両岸にそびえる断崖や奇岩を船上からお楽しみいただけます。

帝釈峡には、雄橋という日本一の規模を誇る天然橋があります。全長90m、幅18m、厚さ24m、川底からの高さ40mもの大きさで、国の天然記念物にも指定されています。世界三大天然橋の一つとして広く知られています。また、断魚渓という渓流もあり、帝釈峡随一の急流で、下流の魚が上流へ上っていけないほどの勢いがあることから、この名が付けられています。