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広島で体験する未来 遠距離現在展の魅力

公開日: 2024年7月26日

基本情報

広島市現代美術館では、現代社会の距離感を探る特別展「遠距離現在 Universal / Remote」が開催されます。この展覧会は、現代社会における個人と社会との関わり方を見つめ直す機会を提供します。

イベントの概要

展覧会のテーマと背景

特別展「遠距離現在 Universal / Remote」では、20世紀後半以降における人、資本、情報のグローバルな移動をテーマにしています。特に、スマートデバイスの普及により加速する情報格差やオーバーツーリズム、生産コストと環境負担の途上国への転嫁など、グローバル化に伴う問題に焦点を当てています。また、2020年に始まったパンデミックにより一時的に人の移動が停止される一方で、資本や情報の移動が続いたことにも注目。豊かさと貧しさ、強さと弱さという社会の二面性を浮き彫りにします。

展示内容と参加アーティスト

「遠距離現在 Universal / Remote」展では、8名と1組のアーティストが参加し、資本と情報が世界規模で移動する中で生じる監視システムの過剰や精密なテクノロジーの滑稽さ、そして人間の孤独を表現する作品が展示されます。これらの作品群は、ポストコロナ時代の社会や個人の在り方に真摯に向き合いながら、社会的条件を表現しています。

イベントの魅力

現代社会との対話

この展覧会は、現代社会における資本や情報の動きを通じて、個人と社会の距離感を再考する機会を提供します。展示作品は、監視やテクノロジー、孤独といった現代社会の問題を視覚化し、訪れた観客に深い思索を促します。

多様な視点からのアプローチ

参加アーティストたちの多様な視点から描かれる作品は、それぞれが独自の切り口で現代社会を捉えています。滑稽さと真剣さが入り混じる作品群は、来場者に新たな発見や理解をもたらします。

開催時期とアクセス情報

開催時期

特別展「遠距離現在 Universal / Remote」は、2024年6月29日(土)から2024年9月1日(日)まで開催されます。開館時間は10:00から17:00まで(入場は閉館の30分前まで)です。休館日は月曜日ですが、7月15日および8月12日は開館し、代わりに7月16日と8月13日は休館となります。

アクセス方法

展覧会が開かれる広島市現代美術館は、広島県広島市南区比治山公園1-1に位置しています。詳細なアクセス方法については、こちらの公式ウェブサイトを参照してください。

まとめ

特別展「遠距離現在 Universal / Remote」は、現代社会の距離感や個人と社会の関係性を深く探る貴重な機会を提供します。幅広い視点からの作品群が、観客に新しい視点や理解をもたらし、現代社会に対する思索を促します。広島市現代美術館で開催されるこの特別展をぜひ訪れて、今の時代に必要な問いかけを感じ取ってみてください。