広島県広島市南区比治山公園にある広島市現代美術館は、1989年に開館した日本初の公立現代美術館です。この美術館は、様々なジャンルの表現と作品形態を扱う現代美術に本格的に取り組む施設として、広島市の文化と芸術を発信しています。
美術館の建物は、建築家黒川紀章の設計によるもので、自然の景観との調和を重視しています。建物は、周囲の樹木に囲まれた都心の憩いの場というイメージを持ち、山の斜面の樹木を最大限に保存することを考慮して設計されています。また、建物の素材も自然石、タイル、アルミなどを組み合わせて、過去から未来への文明の発展や時間の流れを表現しています。
この美術館は、現代美術の多彩な魅力に触れることができる施設として、広島だけでなく国内外からも多くの人々から愛されています。展示内容も多様で、コレクション展や特別展、ワークショップなどが行われ、広島市の文化と芸術を発信しています。
広島県広島市南区比治山公園1-1