令和7年3月末で閉校することになった目黒区立中学校の歴史と思い出をデジタルアーカイブで公開するイベントが開催されます。地域に長く愛された「第七中学校」、「第八中学校」、「第九中学校」、「第十一中学校」のこれまでの記憶を振り返る絶好の機会です。
このイベントでは、目黒区の四つの中学校が統合のために閉校することを記念し、各校の沿革や記録をデジタル形式で公開しています。デジタルアーカイブ「目黒区立中学校の統合」では、各学校の歴史や校章の由来、生徒が撮影した思い出の写真、校歌の動画などが紹介されています。
具体的には、令和5年度・令和6年度に生徒や教職員が撮影した「生徒提出の思い出写真」、各学校に設置されていた「歴史的な資料」及び「昔の風景写真・航空写真」、さらに校歌を全校生徒で歌った音源などが含まれます。
目黒デジタルアーカイブ100の中で「目黒区立中学校の統合」として独立したプロジェクトが立ち上げられており、各校の記憶をデジタル化し、保存することが目的です。これにより未来の世代が過去の教育の様子や地域との関わりを感じ取ることができます。
このイベントは単に過去を振り返るだけでなく、未来へと繋がる地域の教育環境を記念するものです。学校生活の貴重な思い出を家族や地域社会と共有することで、新しい学校へ進む幕開けを祝います。
デジタル技術を活用したこのイベントは、目黒区市民にとって自身や家族の過去を振り返り、学び直す機会となります。視覚的な資料や音源が用意されており、イベント参加者は校歌を耳で楽しみつつ、思い出深い写真を視覚で楽しむことができます。
このイベントは令和7年3月末まで開催されています。閉校するタイミングに合わせての公開となり、地域住民の多くが訪れる予定です。
イベントの詳細は目黒区のデジタルアーカイブサイトで提供されています。来訪者はオンラインで簡単にアクセスし、誰でも資料を閲覧することが可能です。また、追加情報として目黒区役所へ直接問い合わせることもできます。
目黒区立中学校の統合に伴う閉校の記憶を記念するこのイベントは、学校の歴史と地域のつながりを感じる特別な機会です。長年にわたり地域社会に貢献してきた学校の記憶を振り返ることで、地元コミュニティの一体感を高めます。ぜひオンラインデジタルアーカイブにアクセスし、この特別な瞬間を家族や友人と共有してください。
東京都目黒区上目黒2-19-15