辻八幡神社の神殿入 伝統の神秘に触れる旅へ
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山岡酒造株式会社は広島県三次市甲奴町西野489-1に位置する日本酒の蔵元です。この蔵元は1890年ころに創業し、現在は4代目が経営を引き継いでいます。創業当初は祇園正宗でスタートしたが、京都伏見の酒蔵の商標を侵害していたため、昭和2年には祇園正宗を返納し、酒銘「瑞冠(ずいかん)」を頂きました。
山岡酒造は「地酒は文化」をモットーに、地域の食文化と共に歩み、伝統的で個性ある酒造りを心がけています。地元農家と共に亀の尾、山田錦、雄町、新千本などの米を育て、お米の味わいの生きる酒造りを追求しています。特に、亀の尾は幻の酒米として知られ、全国で40社あまりしか醸造していない貴重な米種です。
この蔵元は、農業と酒造りを連携させた「伴農繁醸」を実践し、地域の食文化と共に歩みを進めています。山岡克巳社長は自ら米づくりも行い、酒造りも行う二役をこなしています。丹精込めた酒米を丁寧に自社精米し、原料米から一貫して管理しています。