ジミー・カーターシビックセンター

ジミー・カーターシビックセンターは広島県三次市甲奴町本郷に位置する生涯学習拠点施設です。このセンターは、第39代アメリカ合衆国大統領ジミー・カーター氏の来訪がきっかけで設立されました。1990年にカーター氏が甲奴町を訪問した際、正願寺の梵鐘が縁となり、1994年に設立されたこのセンターは、平和学習センターを中心として、多くの文化活動や町づくりの拠点として利用されています。

センターの施設は豊かな自然に囲まれており、1階には「ピースベルホール（405席）」、「平和学習センター」、「モニュメント」、「会議室」、「和室」が、2階には「プラネタリウム館」、「図書館」、「創作室」、「研修室」、「オーディオスタジオ」が設けられています。これらの施設は、市内外の多くの人たちがさまざまなシーンで利用しています。

このセンターは、平和のシンボルとしての役割も果たしており、カーター氏の訪問以来、アトランタ市との交流が行われています。特に、甲奴町とアメリカス市のホームステイ交流事業が行われており、多くの若者が異文化を体験し、平和について学びを深める機会を提供しています。