広島県三次市三次町にある鳳源寺は、臨済宗妙心寺派に属する寺院です。三次浅野藩の初代藩主・浅野長治が1633年に建立した浅野家の菩提寺であり、境内には浅野家の歴史を刻む様々な文化財が残されています。
境内には、浅野長治が書いた文字や家紋が入ったお供え用の道具、法要などの時に贈られた唐織の写真などが残されています。また、稲荷神社や浅野内匠頭の正室・阿久利姫(後の瑶泉院)の遺髪塔、赤穂浪士47人の木像を安置した義士堂など、歴史的に重要な建物が多くあります。特に、境内の枝垂桜は三次町の名物になっており、春には見事な桜が咲き、鶯の声を聴いていると涼やかな風が抜ける様な風景を楽しむことができます。
鳳源寺は、浅野家の歴史を学ぶ上で非常に重要なスポットであり、歴史が楽しく感じられるお寺です。住職の和田さんは、浅野家のことを優しく紐解きながら教えて下さる方で、歴史を楽しく感じることができます。鳳源寺は、広島県三次市三次町1057に位置し、本尊は薬師如来です。
広島県三次市三次町1057