広島県福山市新市町大字戸手には、素盞嗚神社という古い神社があります。この神社は備後の国の三大祇園社の一つで、延喜式内社でもあります。六百年代創建の古い神社であり、祭事として祇園祭や茅の輪くぐりなどが行われています。また、「蘇民将来」伝説の地と伝えられており、歴史的価値が高いスポットです。
この地域には大佐山白塚古墳もあり、文化史跡・遺跡として重要な場所です。横穴式石室が特徴的で、立柱と鴨居状の石材で玄室と羨道に二分されています。周囲には6基の古墳が残っており、大佐山古墳群を形成しています。
新市町大字戸手には、公園や庭園も多くあります。王道という広い公園にはウォーキングコースもあり、季節によって異なる景色を楽しむことができます。ローラースケート場やBMXコース、石彫広場、芝生広場など多目的に利用できる施設もあります。
広島県福山市新市町大字戸手705番地1