広島県福山市花園町にあるばら公園は、1945年の福山空襲の後、市民がばら苗を植えることで始まった「ばらのまち福山」プロジェクトの一環です。この公園は、1956年に約1,000本のばら苗を植えたのが始まりで、1965年には現在の姿になりました。現在では、670種、7,000本のばらが植えられており、市民の憩いの場となっています。
ばら公園は、福山市最大のイベント「福山ばら祭」のメイン会場のひとつでもあります。この祭りは例年5月中旬に開催され、市民が集まり楽しむイベントです。公園内には多目的トイレやおむつ交換台もあり、家族連れや高齢者でもアクセスしやすい環境が整っています。
ばら公園は、福山市の歴史と文化を反映した公園であり、市民の生活の一部となっています。広島県の観光名所としても知られており、多くの観光客が訪れています。