広島県福山市北吉津町にある観音寺は、福山城の築城に際して城郭の東北端、艮方角の鬼門守護のために建立されたと推定される寺院です。慶安4年(1651年)の棟札がある本堂は、随所に和様・唐様・天竺様の手法が用いられた折衷様式の建築で、装飾手法は桃山時代の建築装飾の流れを引いています。本堂および本堂と同時期に建てられたとみられる表門は県指定重要文化財です。
観音寺は広く参道もしっかりあり、ゆっくり散策しながらお参り出来ます。境内は広く、神仏の有難い恵みを頂けそうな、そんな地域です。福山八幡宮や艮神社などの名神社に並んでいます。
この寺院は、福山市の文化的・歴史的な価値が高いスポットです。観光客は、寺院の建築や歴史的な背景に興味を持ち、地域の文化を体験することができます。
広島県福山市北吉津町1-5-23