日本の伝統的な技術である古武術を通じて、親子で護身術を学べるユニークなイベントが今年も開催されました。女性や子供でも実践できる簡単で効果的なテクニックを楽しく身につけられるこの講座は、多くの参加者から高い評価を受けています。
「古武術による親子護身術体験」は、令和5年8月5日(土曜日)にラポールにて開催されました。参加者は、古武術に基づいた様々な護身術を学び、それを実践する機会を得ました。このイベントは、昨年度の成功を受け、今年も夏休みに合わせて実施されました。
講座では、講師である小関茂義さんと大東流合気柔術の道場生たちが、発声や簡単な身のこなしを用いてどうやって自分を守れるのかを実演しました。「逃げる」ことが第一の防御手段であるという理解を深めるとともに、身近なもの、例えば傘や荷物を利用した護身術が紹介されました。
古武術の専門的な技術を学ぶ機会は大変貴重ですが、この講座では力の弱い女性や子供でも簡単に学べるテクニックが中心でした。参加者は「今まで見たことのない世界に連れて行ってくれた」との感想を持ち、楽しみながらも実践的な知識を得ることができました。
参加者は、技を何度も繰り返し体得するプロセスを通して、古武術の奥深さを実感しました。特に、相手の気を引くことで逃げる時間を稼ぐ技術や、力を使わずにリラックスした状態で動作を行うことの重要性が強調され、参加者は新たな視点を得ました。
参加者からは「つかまれたら引くのではなく、はらう意識の重要性」「傘を使った護身術は新鮮だった」などの具体的なフィードバックが寄せられました。また、「学校などでも指導してほしい」という声も多く、教育現場でのニーズも感じられます。
この講座は、毎年夏休み期間に合わせて開催されます。令和5年度は8月5日(土曜日)の午後1時30分から午後3時まで行われました。
イベント会場であるラポールは、糸島市役所の男女共同参画センターに併設されています。糸島市役所の所在地は福岡県糸島市前原西1丁目1-1です。公共交通機関や車でのアクセスも便利で、詳細は糸島市公式ウェブサイトで確認できます。
「古武術による親子護身術体験」は、親子で安心して護身術を学べる貴重な機会を提供しています。古武術の技と現代の護身術が融合したこの講座は、単なる技術習得以上の価値があります。ぜひ次回の開催を楽しみにし、ご家族で参加を検討されてはいかがでしょうか。
福岡県糸島市前原西1丁目1-1