【ラポール講座】では、「3歳から始める性教育」をテーマに、具体的で実践的な方法について学べる貴重な機会を提供しています。この講座は、昨年度から多くの参加者に喜ばれ、今年度もそのニーズに応える形で3回にわたって開かれています。今回は特に思春期の子どもたちに向けた教育内容に焦点を当てました。
【ラポール講座】3歳から始める性教育(第3回)は、令和5年12月19日(火曜日)15時から16時30分まで開催されました。講師は、元幼稚園教諭であり、現在は性教育研究者として活動しているファウルクス章子さんです。
講座のテーマは、3歳から始める性教育の重要性に加え、思春期の子どもとの接し方やプライベートパーツの意識、自分を守るための「NO・GO・TELL」の重要性など、多岐にわたります。
今回の講座では、3歳から思春期に至るまでの性教育のステップを明確に解説しました。講師のファウルクス章子さんは、お子さん自身の経験を交えながら、専門知識を笑いを交えて分かりやすく説明。特に思春期の子どもの心理や身体の変化について掘り下げ、それに対応するためのアドバイスを豊富に提供しました。
参加者からは「専門的なことを笑いとともにお話して頂き、とても分かりやすかった」と評価されており、講師のファウルクスさんのユーモアと知識は大きな魅力となっています。親も子どもも心が安定することが必要という視点から、家庭での実践的な性教育の進め方について具体的なアドバイスが行われました。
講座では、具体的な数字を挙げたり、LGBTQについての考えを共有することにより、親子間の対話を促進しました。現実的でありながらも理論に基づいた性教育の話は、参加者たちからも好評で、これを機に親子の関係を見つめ直す良い機会となりました。
また、パーソナルスペースの感じ方や「NO」という言葉の伝え方を学び、参加者にとって子ども自身の意思を尊重する重要性を再認識する機会となりました。
令和6年度も全3回で講座の開催が予定されています。初回は4月に開催される予定で、詳細な日程は広報いとしまや本ホームページに順次掲載される予定です。興味のある方は情報をチェックしてみてください。
講座が行われる男女共同参画センター(ラポール)は、糸島市役所から簡単にアクセス可能です。問い合わせや詳細については、直接の電話(092-324-2800)を通じて行うことができます。
【ラポール講座】3歳から始める性教育では、親子ともに幸せに生きるための知識とスキルを実践的に学べます。特に、思春期の子どもとの向き合い方や自尊心を大切にする姿勢は、家庭教育に取り入れるべき大切なポイントです。令和6年度も新たな学びの機会として参加者を歓迎します。ぜひこの機会に、親子で参加し対話を深めましょう。
福岡県糸島市前原西1丁目1-1