笑って泣ける埴輪たちと過ごす特別な日
最終更新:

福岡県太宰府市で開催される「挂甲の武人 国宝指定50周年記念/九州国立博物館開館20周年記念 特別展『はにわ』」は、古代の日本を象徴する埴輪の美を再発見できる貴重なイベントです。この特別展は、日本の歴史文化に興味がある方や、特に埴輪の芸術的価値を体感したい方に最適なイベントとなっています。
今回の特別展「はにわ」では、日本全国から集められた埴輪が一堂に会し、展示されています。特に注目すべきは、東京国立博物館所蔵の「埴輪 踊る人々」や三重県指定有形文化財の「馬形埴輪」など、多彩な埴輪が展示されている点です。展示は前期(1月21日~3月16日)と後期(3月18日~5月11日)で一部内容が入れ替えられるため、何度来場しても新しい発見があるのも魅力です。
特別展は九州国立博物館の3階特別展示室で行われます。博物館自体は太宰府市の美しい自然環境に囲まれており、訪れる人々に歴史的な文化と自然の調和を楽しんでいただけます。
埴輪は3世紀から6世紀にかけて作られた日本特有の古墳副葬品であり、国宝に指定された「挂甲の武人」は、その中でも極めて重要な作品です。世界的にも珍しいこれらの造形は、古代日本の文化や思想を深く理解するための絶好の機会を提供します。
特別展に展示される埴輪は、それぞれが物語を持ち、精巧な細部まで作り込まれています。特に「挂甲の武人」は、その細部にわたる精緻な装飾が見どころとなっており、古代の技術力を感じられます。また、「踊る人々」はその動きのある造形が来館者に躍動感を与えます。
本イベントは2025年1月21日から5月11日まで開催されており、開館時間は9:30から17:00、金曜と土曜は20:00までとなっています。最終入館はいずれの日も閉館30分前までですので、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。
九州国立博物館へは、西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩約10分、JR鹿児島本線「二日市駅」からは車で約15分のアクセスとなっています。公共交通機関を利用する場合でも、スムーズに到達できるのが魅力です。
福岡県太宰府市で開催される「挂甲の武人 国宝指定50周年記念/九州国立博物館開館20周年記念 特別展『はにわ』」は、古代日本の歴史と文化を深く学ぶことができるまたとない機会です。埴輪の美しさや歴史的価値を直接感じられるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてください。歴史や文化に触れながら、豊かな知識と感動を得られることでしょう。
福岡県太宰府市石坂4-7-2