天満屋薬局は広島県尾道市十四日元町5-8に位置する薬局です。この薬局は長い歴史を持っており、天正元年(1573年)に創業したとされています。特に慶応3年には長州軍が討幕のために尾道に上陸した際、火薬・薬品・衛生材料などを供給したと記録されています。
また、幕末には西郷隆盛が買い付けに来たとの記録も残っています。明治7年には医制公布時に「尾道薬業界」が設立され、15代目野田喜兵衛が発起人となりました。
現在、天満屋薬局は尾道市の中心部にあり、地元住民の健康を支える重要な施設として機能しています。尾道薬剤師会の歴史も長く、昭和7年に薬局・薬種商合同で薬業共同組合として発足し、昭和34年に尾道薬剤師会として分離独立しました。
広島県尾道市十四日元町5-8