天寧寺海雲塔は広島県尾道市東土堂町にある重要な文化財です。この塔は1367年(貞治6年)に足利義詮によって建立されました。当初は五重の塔でしたが、1692年(元禄5年)に上の2重を撤去し、三重塔に改められました。
この塔は和様に禅宗様式を取り入れた建築当初の姿をよく残しており、国の重要文化財に指定されています。高さは25mで、海と空が見えるバックに三重の塔が立つ様子は、尾道を代表する景色のひとつです。
天寧寺海雲塔は、広島県尾道市東土堂町115に位置し、周囲の町の佇まいを塔越しに眺めることができます。塔の名称「海雲塔」は、その景色を反映しています。
広島県尾道市東土堂町115