広島県尾道市久保にあるスナックせつこは、地域の中心的な集まり場として機能しています。このスナックは、坂根ちさとが大学在学中に勤務を始め、卒業と同時に事業承継を行い、2022年3月に「スナック水中」としてリブランディングしました。坂根は、スナックを「人が集まり、エネルギーチャージする場」と捉えており、特に女性や若者が好むメニューを追加し、店内のアトモスフィアを改善しています。
スナックせつこは、当初60~70代が中心客層だったが、現在は40~50代に若返り、約2割が女性や若者となっています。坂根は、店の情報をデータ化し、効率化を図りつつ、女性客の居心地も考慮しています。特に「色売り」を避け、新規客はママと話しやすい席に座ってもらうなどの工夫をしています。
坂根は、将来の目標として「ママとママ業の両立」を掲げており、10年後には100店舗を承継することを目指しています。現在、妊娠中であることを公表し、子育てと経営を両立することを目指しています。